水虫だと思っていたら違っていた!水虫によく似た病気

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皮膚に白癬菌という真菌(カビ)が感染し、様々な要因が重なることで発症する水虫。

水虫の約80%以上は足に感染すると言われていますが、足だけでなく他の部位に感染し、発症することは珍しくありません。

また、水虫の感染率は高い傾向にあり日本人の10人1人は水虫に感染、そのうちの60~70%以上の方が発症すると言われています。

そんな中、水虫だと思ってケアしていたが全く改善されない為、詳しく検査したところ、水虫ではなく他の病気だったという方がいるのです。

水虫というと、水虫の種類や重症度にも依りますが、代表的な症状としてかゆみや臭い、痛み、発疹などが挙げられます。

しかし、こうした症状は水虫以外の病気でも起こり得る症状の為、水虫だと思っていたら実は別の病気であるという可能性は決して珍しいことではないのです。

そこで、水虫の症状によく似た症状を持つ病気について紹介します。

水虫によく似た病気とは!?

病名 主な症状・特徴
汗疱(かんぽう) 手のひらや足の裏、指の間などに小さな水疱できる病気で「汗疹」とも呼ばれています。

水泡以外の症状としては、かゆみを伴う場合や掻いてしまうことで炎症が起こり痛みを有することもあります。

汗疱は、夏場から秋口にかけて汗をかきやすい季節に発症することが多く、汗っかきの人や新陳代謝の良い子供の発症率が高くなります。

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう) 手のひらや足の裏に最初小さな水疱ができ、膿疱といって皮膚が化膿した状態となる病気です。

主な症状としては、皮膚の赤みや、皮が厚くなる、症状が進むことで皮膚の角質層が剥がれ落ちる為、水虫と勘違いされる方も珍しくありません。

かゆみを伴う点では水虫と似ていますが、大きな違いは膿疱の有無となります。

水虫では、膿疱の症状はありませんので、膿疱の有無が判断基準の一つとなります。

誰でも起こり得る症状ではあるものの、比較的、高齢者の発症率が高い傾向にある病気です。

疥癬(かいせん) ヒゼンダニ(疥癬虫)という人間の皮膚でしか生存できないダニが、皮膚の角質層に寄生することで発症するびょきです。

激しい痒みを伴うのが特徴で患部は赤みを帯び、次第にカサカサとしてきます。

感染率も高い病気な為、家庭内で疥癬が感染して回ってしまうことも珍しくありません。

貨幣状湿疹(かへいじょうしっしん) 足や手、背中などに環状の丸い湿疹ができる病気です。
その形が貨幣に似ていることから貨幣状湿疹と呼ばれるようになりました。

主な症状としては、貨幣状の湿疹ができる他、かゆみを伴い患部から汁のようなものが出ることがあります。

誰でも起こり得る疾患ではあるものの、比較的、成人以上の人に多く、夏場よりも冬場など外気が乾燥している時期に発症しやすいといった特徴があります。

皮膚カンジダ症 カンジダ菌という真菌(カビ)の一種が、皮膚に感染することで起こる疾患です。

症状としては、関節などの皮膚に紅斑の湿疹ができるのが特徴でかゆみを伴うことはあまりありません。

水虫と同じ真菌(カビ)の一種が原因とはいえ、治療に適した薬剤は異なりますので水虫の治療薬を使っても治ることはありません。

まとめ

ここまで、水虫によく似た症状を持つ病気の一部を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

水虫の症状が合っても、その症状が水虫なのか、他の病気なのかを判断するのはなかなか難しいというのが正直なところ。

また、症状を完治させるのであればやはり専門医による適切な治療を行うことが一番の近道ですので症状を悪化させる前に、医師に相談されることをおすすめします。

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